2015年 嵩音(かさね)

ストーリー

山本多助 氏著の『カムイ・ユーカラ~アイヌ・ラッ・クル伝』をモチーフに

アイヌラックルの戦いをYOSAKOI風にアレンジして作品を構成しました。

 

オープニング

前作の作品のラストに登場したアイヌラックルが

立派な青年神へと成長していく様子を

コタンコロカムイが語りだす

1部

アイヌラックルを鍛えるために

天上界が遣わした大鹿神との壮絶な戦い

この戦いを通して、青年神から英雄神へと

己の使命に目覚めていく

2部

壮絶な戦いを経て、

アイヌラックルは大鹿神の魂を

天上界に送り帰す儀式を厳かに執り行った。

その後、天上界より許婚であるレタッチリ姫が降臨し

レタッチリ姫とアイヌラックルは婚約の儀を始める。

しかし、婚約の儀は魔界のモノに妨害されて、姫はさらわれてしまう。

3部

姫をさらった魔神とアイヌラックルの戦いが始まる

地上世界の支配者である魔神には彼らの正義があり

アイヌラックルは、姫を救うため、そして平和を守る使命のため

負けられない戦いに臨む

4部

アイヌラックルが父である雷神の力が魔界を破壊し、

すべてのモノが太陽の下にさらけ出され

アイヌラックルは勝利する。

再び地上に平和が訪れ、人々がアイヌラックルの勝利と

レタッチリ姫との結婚を祝福し、喜びの唄と舞いを贈る

キャラクター

主人公

昨年の作品で、雷神とチキサニ姫の間に誕生した、人間のような神

幼少期に弓を発明し、

その扱いに長ける

地上の平和を守る使命がある。

語り手/仲間

大きな声の梟の神

この物語の語り手であり、アイヌラックルの味方

最大の強敵

地上の支配者

アイヌラックルとレタッチリ姫の結婚を妨害し、姫を魔界にさらう

彼らにも彼らの正義があるため

彼らもまた、負けられないのだ。

好敵手

地上を荒らすとても大きな鹿

アイヌラックルは、

その強さから、ただの鹿ではなく

天上界が自分を鍛えるために遣わせた神であると解釈している。

ヒロイン

見た目も、心も美しい白鳥の女神

アイヌラックルの許婚であり

物語のヒロイン



衣装

衣装2


新しい小道具

・弓

アイヌラックルが成長する過程で開発した。

遊びながら、

その扱いに長けていった。

嵩音ではオープニングで登場する。


すべて光一天お手製

部員からは『ちーたら丸』とよばれている。



テーマの由来

嵩音(かさね)

語源は「重ね合わせる」の重ねからきていて、

『嵩』は崇高な~、高くそびえるの意味、

鳴子の音色やよさこい節、ドラムやバチ等、『音』に拘った作品である為

「嵩」と「音」を併せて『嵩音』としました。

嵩音というテーマは『最も高い所に届く音』…これまで「遨~すさび~&光一天」が積み重ねたものを発揮し、YOSAKOIソーランの頂点の『大賞』のステージにこの音を響かせるという覚悟を示しています。

歌詞 

 

嵩音

 

1部

ヤーレンソーラン ヤーレンソーラン

猛る蹄は     たけるひづめは

紅蓮の如く    ぐれんのごとく

迫りし際に    せまりしきわに

その矢を放つ   そのやをはなつ

 

2部

舞い降りる翼   まいおりるつばさ

穢れ無く     けがれなく

凛と咲く姿    りんとさくすがた

風に舞う     かぜにまう

 

4部

一筋の光     ひとすじのひかり

闇を照らし    やみをてらし

明日へと続く道  あすへとつづくみち

永久に輝け    とわにかがやけ

 

~受賞欄~

 

・第24回YOSAKOIソーラン祭り

一次審査ブロック2位 セミファイナル進出

セミファイナル審査 セミファイナル優秀賞 第3位

 

・石狩川フェスティバル水祭YOSAKOI王座決定戦 『優賞』

・上川中央支部大会 in 旭川夏祭り 『大賞』

 

・島松鳴子祭り 特別賞(恵庭市長賞)

・みちのくYOSAKOI祭り 優秀賞 ファイナル7位

 




千歳科学技術大学YOSAKOIソーラン部 「光一天」

©公立千歳科学技術大学

〒066-8655 

北海道千歳市美々758番地65